子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

HSFによるJR柏駅(国道6号線)周辺の放射線量マップ(その1)

HSF車載測定で路面線量が0.2μSv/h(高さ1m 車外線量換算)超えのポイントについて歩行、静止測定による検証を行ってきました。前回の 我孫子市街に続き柏市の国道6号(JR柏駅西口)と国道16号(JR柏駅東口)について測定し周辺線量マップを作成しました。

HSF車載サーベイによる柏駅周辺の路面線量マップ 
kashiwa-csv.jpg

1)国道6号線(JR柏駅西口付近)
HSF(歩行)による柏市国道6号線周辺の放射線量マップ 画像をクリックすると拡大します
JR柏駅西口-国道6号
測定条件は従来通り検出器高さ50cmの連続歩行です。
GoogleEarth表示用KMZファイルは以下のリンクから御利用下さい。
2014年07月27日_柏市街.kmz

通常のウエブブラウザでマップを見るには下のGFT版を拡大して御覧下さい。(フレーム下のリンクをクリックすると全画面表示します。)

HSF(歩行)による柏市国道6号線周辺の放射線量マップ(GFT版)


大きい地図でHSF(歩行)による柏市国道6号線周辺の放射線量マップを見る

6号線沿線の歩道植栽部に強い濃縮箇所があり、0.2~0.4μSv/hの範囲が連続し路面線量を押し上げていると考えられます。く車載測定でも捕捉できていますが、我孫子市の例と同じく実体はかなり広範囲で、自動車や自転車の測定は短時間で区間の傾向を見る程度と考えた方が良いように思います。
下写真右手がJR柏駅側 
7122.jpg

6号線「柏駅西口交差点」地下歩道入口付近 50cm:0.38μSv/h
093249.jpg
車道の東側、西側(歩道)で有意な差は認められませんでした。(植栽の切れ目で線量が低下するのは我孫子市の例と同様です)
動画記録も行いましたのでご覧下さい。


歩道の植栽については何度か記事で取り上げましたが、濃縮したセシウムの由来は建物や歩道の降下物が雨水で流され、植栽の土壌に捕捉されものと考えられます。国道6号線の柏駅付近歩道は写真のように幅が広く、他の事例などから土壌放射能濃度(線量)と歩道面積には比例関係にあるのではないか、と推測しています。

植栽の様な線的なつながりはありませんが歩道橋下の堆積土や開放型雨樋回りでも強い濃縮箇所が確認されました。
国道6号 あけぼの2丁目交差点直近の歩道橋下の堆積土
7119.jpg
上写真箇所でのHSF画面キャプチャー 5cm:1μSv/h
094657.jpg
上写真 歩道橋雨樋付近でのHSF画面キャプチャー 5cm:0.5μSv/h
095325.jpg

国道6号 旭町1丁目歩道橋下(画像はGoogleStreetViewから借用しました。画像右手奥があさひ通り 丸印が開放型雨樋)
asahi_st.jpg
 上写真(丸印)付近でのHSF画面キャプチャー 5cm:0.25μSv/h
asahi_amadoi.jpg
柏市は本年度から「面的除染」からマイクロスポットなど点的な除染に切り替えていますが、植栽の線的な汚染が見過ごされてきた?のは正直以外です。他の充填調査区域に指定された自治体でも植栽の除染には消極的な事例が多いのですが、勝手に推測すると
樹木等廃棄物が大量に出る
公園、校庭と異なり長く滞留する場所でない
などの「対費用効果」を考慮しているのかもしれません。あくまで勝手な推測なので今回の事例について関して柏市に問い合わせしたいと思います。(つづく)

〈関連記事〉
HSFによる我孫子市街と電中研周辺の放射線量マップ(その1)
HSFによる我孫子市街と電中研周辺の放射線量マップ(その2)

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HSFによる印西市印旛中央公園の放射線量マップ

HSFで印西市(旧印旛村)印旛中央公園の放射線量を測定してマップを作成しました。
印旛中央公園と、この間調査した佐倉市臼井台周辺、我孫子市国道6号電中研周辺や以前行った印旛沼公園などの位置関係について「放射線量等分布マップ 拡大サイト」の図版に表示しました。(過去の測定結果のついては最下段の〈関連記事から御覧ください)
Ap-moni.jpg
測定高さは50cmで連続歩行したデーターの3秒毎の平均値をマップのマーカー位置に表示しています。
HSFによる印西市印旛中央公園の放射線量マップ 画像をクリックすると拡大します。
inba-tyuoh.jpg
GoogleEarth表示用のKMZファイルは以下のリンクからダウンロードして開くことができます。
2014年07月20日_印西市印旛中央公園.kmz

GoogleEarthを利用できない方は以下のGoogleFusionTables版(フレーム表示)を拡大して御覧下さい。
(フレーム下のリンクをクリックすると全画面表示に切り替わります)

HSFによる印西市印旛中央公園の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる印西市印旛中央公園の放射線量マップを見る

印旛中央公園案内図(図の上が西側)
7092.jpg
中央の児童公園は除染?されているためか周辺の1/2~1/3程度になっていますが全体的には0.1μSv/h台前半です。ただし部分的に0.2μSv/h(50cm)超えのポイントが存在しますが、舗装歩道上の堆積土が主な原因のようです。

野球場脇歩道堆積土
7100.jpg
同箇所 HSF画面キャプチャー
S133634.jpg
 
児童公園脇歩道堆積土
7095.jpg
同箇所 HSF画面キャプチャ-
130751.jpg
上記の児童公園脇歩道堆積土についてはHSFの動画記録も行いました。


参考に印西市(HoribaRadi使用)による測定結果を以下に示します。
これまでの実測例では日立アロカTGS-172Bの静止(平均値)データーの方がHSFでの歩行測定結果より高めの数値になっていますが、印西市の場合は(原因は不明ですが)逆の結果のようです。
印西市HP 大気中放射線量簡易測定結果(最新)

inzai_park_rad4.jpg

〈関連記事〉
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HSFによる佐倉市臼井周辺の放射線量マップ
印旛沼周辺の放射線量をHSF(ホットスポットファインダー)で調査しました(1)
印旛沼周辺の放射線量をHSF(ホットスポットファインダー)で調査しました(2)

保養キャンプのおしらせ

 千葉市から奈良に避難移住された方から、保養キャンプのおしらせがありました。
もし、保養をご検討中の方がいらしゃいましたら、お知らせをお願いしたいとのことでした。とても貴重な取り組みだと思いますので、ご紹介させていただきます。


~やまとのだいち保養キャンプin奈良2014~

日程 2014年8月17日(日)~20日(水) 3泊4日

場所 奈良県立野外活動センター 都祁吐山キャンプ場 第3サイト
〒632-0231奈良市都祁吐山町2040

アクセス 近鉄榛原駅北口から針インター行きバス「吐山」下車西へ徒歩約1km
名阪国道針ICまたは福住ICから車で約7km(約15分)

テーマ 免疫力アップ

2011年3月11日の東日本大震災からはや3年が過ぎました。
福島第一原子力発電所の事故による放射能の影響から、多くの地域で子供たちはいまだに外遊びの制限をされ、「外で思いっきり遊ぶ」そんな当たり前のことができなくなってしまいました。

外遊びを制限されている子どもたちに
思いっきり屋外で遊んでもらいたいとの
思いから昨年に引き続き今年の夏も奈良で保養キャンプを開催することになりました。

日々のストレスや放射能の影響を受けている可能性のある参加者のみなさんに免疫力をアップさせる講座をご用意し、
心も身体も解放してリフレッシュしてもらえるキャンプにしたいと思いますのでぜひご参加ください。


~お子様連れの方へ~
キャンプ場は水洗トイレ、シャワー完備、宿泊場所はログハウス風のコテージとなっております。
小さいお子さんも安心して宿泊することができます。大きいお子さんはアスレチック、小さいお子さんはあそびの森で思いっきり外遊びができます。

費 用
保養の方は宿泊費、食費はすべて無料です。キャンプ場までは各自でお越しください。場所が分からない場合は最寄り駅から送迎もしますのでご相談ください。(※東北から参加のお子様には1人あたり交通費補助として1万円支給します)

保養以外の方
大人1泊1500円(3泊4日4500円)
子ども 1泊1000円
幼児 1泊500円
3才以下 無料

保養キャンプ申し込み方法

お名前、年齢、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、下記の連絡先へ
メール、電話、FAX、郵送にてお申し込みください。

お申込み後、1週間以内に折り返しこちらから連絡させていただきます。

メールアドレス yamatonodaichi123@gmail.com
電話番号    080-1477-2431(定久)
FAX番号    0742-55-8749(成田)

問い合わせ先
〒633-0107 桜井市中谷293 080-1477-2431(定久さだひさ)

申し込み締め切り
2014年7月31日

定員
50名

※詳細は、ブログにてご確認をお願いします。
URLの記載が不可でしたので、「やまとのだいち 保養キャンプ」で検索をお願いします。

HSFによる我孫子市街と電中研周辺の放射線量マップ(その2)

前回に続いて、これまでのHSF車載サーベイで確認された路面線量が0.2μSv/h(1m)を超える箇所について、歩行、静止データーを採取して比較を行いました。(車載測定は高さ1m、歩行測定は50cmと条件が異なります。)

HSFによる我孫子駅南口周辺の放射線量マップ 画像をクリックすると拡大します。
abiko-st.jpg

HSFによる我孫子駅南口周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる我孫子駅南口周辺の放射線量マップを見る

写真を撮り忘れたので以下GoogleStreetViewから画像を拝借しました。
356交差点から我孫子駅南口方向 歩道の舗装はインターロッキング
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画像奥が0.2μSv/h(50cm)超えのバリアフリー型透水性舗装
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線量が低下する我孫子緑郵便局付近 歩道舗装は大半がコンクリート?従来型のU字溝などが見える
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元々の降下量が多いのは国道6号線付近と同様ですが舗装の形状、方法によって強いコントラストが生じたと推定されます。

また電中研付近ほどではありませんが市街地の植栽でも一定の濃縮が生じ周辺線量を押し上げていると思われます。
我孫子駅北口広場植栽地表付近 でのHSF画面キャプチャ 1mでは0.12μSv/h程度
131927.jpg
同箇所でのHSFカメラモード表示
132006.jpg

〈関連記事〉
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HSFによる千葉市稲毛区柏台付近の放射線量測定(1)
花見川区の「路傍の土」は1万2千ベクレル

HSFによる我孫子市街と電中研周辺の放射線量マップ(その1)

HSFによる公園、緑地、河川敷などの調査と平行して移動中の車載走行サーベイを行ってきました。
HSFによる千葉県、茨城県南部の車載走行サーベイ

HSF車載測定マップ(暫定版) 千葉・茨城南部

その結果の中で路面線量が0.2μSv/h以上のポイントについて、これまで車載サーベイ結果の妥当性の検証も兼ねて該当箇所を歩行測定して数値を確認してきましたが今回は下図の①(国道6号電中研付近と②(市街地)について行いました。
なお、③の我孫子市泉交差点付近については過去記事をご参照下さい。
 HSFによる我孫子市・柏市4公園の放射線量マップ(3)

abiko_sv.jpg

1)国道6号線-電力中央研究所周辺
並木小学校(中央)と電中研(右側) 画像をクリックすると拡大します。
abiko00.jpg
GoogleEarth表示用のKMZファイルは以下のリンクから参照、ダウンロード可能です。

2014年07月14日_我孫子駅-電中研周辺.kmz


GoogleEarthが未インストールか描画速度など障害がある場合は以下のGoogleFusionTables版を拡大して御覧下さい。

HSFによる我孫子市街、電力中央研究所周辺の放射線量マップ(GFT版)

大きい地図でHSFによる我孫子市街、電力中央研究所周辺の放射線量マップを見る

他の個人サーベイヤーの方の測定結果からも「我孫子の電中研周辺の線量が高い」事は既知ですが、今回の結果では、電中研周辺は西側境界をのぞき大きく上昇するポイントはなく、周辺線量は 電中研<並木小学校前 という関係です。歩道植栽土壌の関与が大きい事が判りますが「都市型濃縮」といっても地形的な特異点はなく2011年11月時点での@tkimura6504さんのサーベイマップ(下図)との比較や並木小学校北側の結果などを勘案すると、元々局所的に降下量が多かったのかもしれません。
BsfoqYICMAAkFJt.jpg

なお、事故直後の電中研構内での線量については以下の資料から間接的にですが知ることが出来ます。
環境中に拡散した放射性物質対策に関する基礎的検討(その2) 木本性植物近傍の空間線量率と植物体の放射性セシウム濃度

以下マップの拡大図と動画です。

国道6号 並木小学校付近の歩道  画像をクリックすると拡大します。
abiko01.jpg
歩道植栽付近のHSF記録動画


6号線歩道(斜路)付近でのHSF画面キャプチャー 5cm:1.3μSv/h 50cm:
 113753.jpg
上図斜路上端の堆積土



並木小学校北側正門(調整池)周辺 画像をクリックすると拡大します。
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並木小学校北側正門(調整池)付近でのHSF画面キャプチャー 5cm:1.3μSv/h 50cm:
112502.jpg

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