子どもを放射能からまもる会in千葉
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HSFで印西市長門川公園周辺の放射線量を調査しました

測定場所、測定条件などについては前日の記事を参照願います。

2)印西市長門川公園
HSFによる印西市長門川公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
長門川公園

HSFによる印西市長門川公園周辺の放射線量マップ

大きい地図でHSFによる印西市長門川公園周辺の放射線量マップを見る

長門川公園は前回の木下万葉公園から利根川に沿って約10km東進した長門川河口の中洲にありますが、公園といっても施設らしきものは何もなく同じ敷地にある「印旛機場」(揚水施設)に隣接した、ただの空き地のようなものです。利根川の土手をはさんだ北側には野球グランドが設置されています。(下写真)
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 下写真は長門川公園南端から見た栄町方面
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線量は木下万葉公園に較べ平均的して0.02~0.03μSv/h程度低めですがR356方面からの入口の坂下で0.2μSv/h(50cmを超えるポイントが点在しています。
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下写真の赤丸の位置で土手上の道路からの雨水の流入による濃縮と思われます。(右手の建物が印旛機場)
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 公園内の草地に検出器を置き5分間(300秒)平均値とスペクトルを測定しました。
S20140126_120041.jpg
遮蔽無しでもCs137,134のピークが明瞭に確認されました。(黒線は10cm移動平均)
nagatogawa.jpg

公園に隣接する河川敷で斜面から離れた平坦な場所で土壌を採取しEMF211γ線スペクトロメーターで放射能濃度を測定しました。(地表線量は0.14μSv/h程度、採取深さは5cm)
nagatogawa_soil.jpg
Cs137:560 Cs134:231 Cs合計:791Bq/kg
という結果で周辺の土壌放射能濃度は約800Bq/kgで、事故直後は1000Bq/kg以上の濃度だったと推定されます。(放射性カリウムの数値がやや高いのはCs134のマイナーピークやサム・ピークの影響ではないかと思います)

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HSFで印西市木下万葉公園周辺の放射線量を調査しました
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HSFで印西市木下万葉公園周辺の放射線量を調査しました

1月26日に成田市公津公園、印西市長門川公園、木下万葉公園の3箇所をHSFで測定しました。3公園の位置(マーカー)と移動ルート(青線)を下図に示します。(印西市水と緑の運動公園はゲートが閉鎖され中に入ることが出来ませんでした)
20140126走行ルート
測定条件は従来通り公園内は地上50cmの連続歩行、車載測定は地上100cmでの車内線量×1.3を社外線量としています。(いずれも5秒間の移動平均)
3公園の歩行データー、車載走行データーを1つのkmzファイルにまとめましたのでGoogleEarthでローカルのPCでデーターを参照する場合は以下のリンクをクリックしてファイルを開いて下さい。
2014年01月26日_成田-印西3公園.kmz


1)印西市木下万葉公園
HSFによる印西市木下万葉公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
木下万葉公園

GoogleEarthが利用できない方は以下のGoogleFusionTables版を拡大して御覧下さい。(kmzファイルと同様、3公園の歩行データーと車載走行データ-をまとめてあります)

HSFによる印西市木下万葉公園の放射線量マップ(GFT版)

大きい地図でHSFによる印西市木下万葉公園の放射線量マップを見る

下写真は公園展望台からの木下市街地
1789.jpg
天然記念物の木下貝層で有名な木下万葉公園は利根川河畔の丘陵の地形を残した公園です。
園内は平均0.14μSv/h(50cm)くらいの線量ですが一部0.2μSv/hを超える箇所があるほか、周辺の歩道の植栽や土溜まりに0.3μSv/h(50cm)を超えるマイクロスポットが存在しています。
印西市HPによると木下公園自体は除染計画には含まれていないようです?

印西市放射性物質除染実施計画 (第4版)


下写真は花の谷広場全景
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花の谷広場の樹の根元(植栽) 0.396μSv/h(5cm) 50cmは0.254μSv/h
S20140126_134143.jpg

公園駐車場付近の歩道の土溜まり
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上写真位置でのHSF画面キャプチャー 0.846μSv/h(5cm) 50cmは0.299μSv/h
SS20140126_134408.jpg

花の谷広場の中心部付近にHSFの検出器を直置きしで5分間(300秒)の平均値とスペクトルデーターを採取しました。
S20140126_133953.jpg
 同箇所でのγ線スペクトル(片対数表示 赤線は10ch移動平均)
木下万葉公園

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HSFによる千葉ニュータウン小倉台周辺(印西市)の放射線量マップ(1)
 HSFによる千葉ニュータウン小倉台(印西市)周辺の放射線量マップ(2)

HSFによる牛久市牛久自然観察の森の放射線量測定

しらベルブログの記事にあるように牛久市のお母さんたちの測定活動にHSFで協力していますが、今後は茨城県南部の独自調査も平行して行っていく予定です。
今回は1月12日に牛久市牛久自然観察の森周辺を測定した結果を公開します。測定方法は牛久市の除染基準に従って従来通り地上50cmの連続歩行と、参考に地上100cmで車載走行測定を行っています。

歩行測定のデーターはkmlファイルにまとめましたので以下のリンクからご参照ください。
2014年01月12日_牛久自然観察の森.kml

牛久市内の車載走行データーはGoogleEarth用のkmzファイルを以下のリンクから御利用ください。
2013年11月-2014年01月12日牛久市周辺車載測定.kmz


1)牛久市牛久自然観察の森

HSFによる牛久市牛久自然観察の森の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
牛久自然観察の森

GoogleFusionTables版のマップは歩行、車載測定データーを一つのマップにまとめてありますので拡大して御覧ください。

HSFによる牛久市牛久自然観察の森の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる牛久市牛久自然観察の森の放射線量マップを見る

牛久市牛久自然観察の森の除染活動についてはローカルニュースでもたびたび取り上げられ牛久市が特に力を入れて取り組んでいるそうです。当日も入口付近の草地広場は除染工事が行われていました。
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汚染土壌を詰めたフレコンパック
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観察路内は除染活動が功を奏したのか一部を除き0.1μSv/h台に収まっていますが、エントランス付近や周辺道路、駐車場までは手が入っていないようでマイクロスポットが点在している、という印象です。
入口付近 植栽5cm 0.603μSv/h(50cmは0.33μSv/h)
S20140112_123642.jpg

2)牛久市周辺の車載走行測定
HSFによる牛久市周辺の車載走行測定マップ(画像をクリックすると拡大します)
牛久周辺車載測定

牛久浄苑(大仏)付近 1m 0.165μSv/h
 1266.jpg

下図は車載走行データーのうち0.13μSv/h以上のポイントをFusionTablesのフィルター機能で抽出してHeatMap形式で表示したものです。
ushikuHM.jpg
航空写真とラップさせると雑木林(杉林)と接する箇所で線量が上昇している蓋然性が高いと思われます。

歩道脇の雑木林
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こうした箇所では
・下に土壌が無い舗装歩道で線量が上昇、林から離れると低下
・100,50,5cmと検出器の高さを変えても線量率の変化が少ない
という明瞭な傾向が見受けられます。
高さ1m 0.245μSv/h 
1282.jpg

〈関連記事〉
しらベルブログ 牛久市のお母さんたちの測定活動にHSFで協力しています。
HSFによる鉾田市周辺の放射線量調査(1) 杉林のホットスポット
HSFによる鉾田市周辺の放射線量調査(2) 旧大洋村周辺

イベント紹介:「改めて福島原発事故の地震の影響を考える」 ~過渡現象記録装置のデータを検証する~

昨年まもる会inちばの講演会の講師をお願いした後藤政志さんが主宰するNPO法人 APASTによる講演会のおしらせです。是非ご参加ください。

APAST HP

「改めて福島原発事故の地震の影響を考える」
~過渡現象記録装置のデータを検証する~

東京電力福島第一原発で過酷事故が起こってから間もなく3年。いまだに収束の兆しは見えず、事故原因も解明されていません。この事故原因を導き出す 証拠の一つが過渡現象記録装置のデータです。東京電力が一時期公開を拒んだこのデータが意味する事柄について、元東京電力技術者と原発メーカー技術者が一 緒に考えます。

基調講演 木村俊雄(元東京電力技術者)
コメンテーター 佐藤暁(元GE技術者)
モデレーター 後藤政志(APAST理事長)

日 時 2014年1月26日(日) 13:30-17:00(受付 13:15から)
場 所 ハロー貸会議室永田町 3階 (定員100名)
住 所 東京都千代田区平河町2-16-9 平河町KDビル3階
      東京メトロ半蔵門線、有楽町線、南北線 「永田町駅」 4番出口徒歩2分
      東京メトロ銀座線、丸の内線 「赤坂見附駅」 7番出口徒歩8分
参加費 1,500円
主 催 NPO APAST
問合せ Mail : apast.info@gmail.com

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HSFによる成田-銚子間4公園と車載測定による放射線量マップ(その2)

測定条件や富里中央公園と匝瑳市飯塚沼農村公園の結果については前日の記事をご参照下さい。

3)旭市万才自然公園
HSFによる富里中央公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
万才公園

HSFによる旭市万才自然公園の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる旭市万才自然公園の放射線量マップを見る

万才自然公園は丘陵の地形をそのまま利用した自然公園で尾根筋には四阿、展望台、遊具などが設置されています。全域が0.1μSv/h以下ですが西斜面下の草地広場の外周の一部で線量が上昇しています。(下写真は展望台付近からの西側眺望)
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入口付近の草地広場地上5cmで300秒間の平均値とスペクトルを記録しました。
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飯塚沼農村公園と同様600~800keV付近にCs137、134のピークが明瞭に確認されました。(下図黒線は10ch移動平均値)
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4)銚子市君ヶ浜しおさい公園

HSFによる銚子市君ヶ浜しおさい公園の放射線量マップ(画像をクリックすると拡大します)
君ヶ浜

HSFによる銚子市君ヶ浜しおさい公園の放射線量マップ(GFT版)

大きな地図でHSFによる銚子市君ヶ浜しおさい公園の放射線量マップを見る

砂浜は0.03Sv/h程度ですが草地広場に移動すると線量が上昇し、レストハウス付近ではそれなりの濃縮が生じているように見えます。(下写真は砂浜での測定状況)
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同様に草地広場の地上5cmで300秒間の平均値とスペクトルを記録しました。
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同じくCs137,134のピークが確認され、放射性降下物によるそれなりの汚染があるようです。
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5)車載走行測定
下図は歩行測定、車載走行測定データーからGoogleFusionTablesのフィルター機能を使用して0.1μSv/h以上のポイントを抽出してHeatMap形式で表示したものです。(今回測定範囲では0.13μSv/hを超えるポイントはありませんでした)
銚子市及びその北西部(利根川沿い)でやや密度が高い様に見えますが、明確な傾向があるとは言えない結果です。
銚子HMP

なお、車載測定は同一機種で短時間に広域の線量分布のマクロ的な傾向を把握するのに適していますが、静止測定と比較して誤差が大きいので、この結果をもってその地域の公衆被曝量を推定するような使い方はできない点はご理解下さい。

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