子どもを放射能からまもる会in千葉
終わりの見えない福島の原発事故。情報を集め、調べ、必要な声を上げて行こう

横戸緑地の調査を行いました

横戸台の調査結果については11月9日の記事で触れましたが10月31日、11月7日にわたって地域内の公園、横戸市民の森などを中心に行いました。その後住民の方から「横戸緑地公園のほうが利用者(通行者)が多いので詳細な調査を」というリクエストがありましたので11月24日に追加の調査を行いました。


より大きな地図で 横戸緑地放射線測定 を表示

「家」のマーカーは展望台、あづまやを表します。横戸緑地は「奥が深い」公園で、これと言った目印がなく、樹木も多いためかGPSの精度が悪くマーカーの位置については参考としてご覧下さい。



1m空間線量の平均が0.14μSv/hですが局所的に0.24(地表部は0.42)というホットスポット的な部位がありました。
線量の高いのは直径数メートルの範囲で歩道から離れた場所なので通りすぎる程度なら影響は少ないこと、現在、会のスタッフが房州(大網白里、養老渓谷)の調査で線量計を使用していますので、戻り次第住民の方にも参加していただき場所の特定をしたいと思っています。

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緑地は花見川に向かって緩やかに傾斜していますが、花見川よりの低地はそれほど線量が高いわけでなく、線量が局所的に高いのは「林床」の中央にあたる場所です。(一旦土の上に落ちた放射性降下物はアスファルトなどと違って雨水だけでは簡単に動かないのかもしれません。)
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「習志野ママの集い」第1回のおしらせ

「まもる会」の勉強会や「ママの集い」には千葉市内だけでなく、習志野、船橋、市川などから参加される方も多いのですが、習志野市から参加されていたhassy-m&mさんが地元で独自に会を立ち上げました。
すでにこのブログの地域リンクに加えてありますがあらためで紹介します。

子どもを放射能から守る会@習志野

線量計(ClearPulse A2700)も手配され今後、地域の要望に答えて測定も行なっていくとの事ですが、会としての初めての取り組みとして「第1回放射能が気になるママの集い@習志野」を12/14に開催するそうです。詳しい案内は「子どもを放射能から守る会@習志野」を見ていただきたいのですが日時、場所などを書いておきます。

●日時・・・12/14(水)10:30~11:30 
●場所・・・谷津コミュニティセンター1F 和室A
●定員・・・20名ほど
●お申込み・・・お問い合わせよりお願いします。
●備考・・・駐車場有、別室(1F子どもの部屋)でお弁当食べられます。
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※「@習志野」は千葉の「ママの集い」や「まもる会」とゆるやかに連携した独自の地域の会なので、お問い合わせや「ママの集い」への参加申し込みは後閑さんや当会ではなく子どもを放射能から守る会@習志野さんにお願いします。(ただしいただいたメールなどは責任をもって転送いたします)

ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う」

まもる会のスタッフの方からメールで教えていただきました。本日(11月27日)放送ですが、ご都合の悪い方は予約録画してぜひご覧ください。(再放送の予定もあるようです)
同じくメールで送っていただいた関連新聞記事の画像も貼っておきます。


NHK ETV特集のページ
2011年11月27日(日) 夜10時
12月31日(土) 午前3時15分(金曜深夜)再放送

ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う

福島第一原子力発電所は太平洋岸に立地するため、チェルノブイリ以上に深刻な海洋汚染を引き起こした。日本原子力研究開発機構の研究グループの試算によれば、福島第一原発事故で海に放出された放射性物質の総量は、およそ15ペタベクレル(15×10の15乗ベクレル)という天文学的な数値になる。海に流れ出た放射性物質は、どのように広がっているのか。魚介類にどのような影響を及ぼしているのか。番組独自の調査などから海の汚染の実態を検証する。
当初、原発から流出した放射性物質は海で希釈されると考えられた。実際に事故から日数が経過すると、海水中からは放射性物質がほとんど検出されなくなった。ところが、放射線測定の第一人者・岡野眞治博士と行った測定で放射性セシウムが沿岸部の海底に多量に沈殿している実態が明らかとなる。さらに長尾誠也金沢大教授と田中潔東大准教授の共同研究で、こうした海のホットスポット汚染が福島から茨城沿岸部へ移動するメカニズムが見えてきた。親潮や黒潮という日本近海の大きな海流で拡散することなく、岸から近い所を流れる沿岸流や陸地の放射性物質を集めて来る河川の影響が複雑に影響している結果だ。
多くの国民が懸念する魚介類への影響はどうか。測定調査の結果、食物連鎖を通じて放射性物質の濃縮が進んでいることが分かってきた。番組では事故以来、操業自粛に追い込まれている福島の沿岸漁業者に密着しながら、最新の調査結果によって海洋汚染を検証していく


関連資料

まもる会勉強会資料 水産物の汚染について


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文科省航空機モニタリングと阿武隈川(SaveChildより引用
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こうした影響は長期に及びますが、さしあたっての問題は来春の「雪解け水」だと思います。群馬、奥多摩は東京都の水源でもあるため要注意です。

文科省 福島県環境放射線モニタリング(港湾・海面漁場)調査結果(速報)について

海洋汚染

東京新聞(11月23日)より引用
東京電力は海洋への放射性物質への放出量(ヨウ素、セシウム)を4700兆ベクレルとしてきたが、「身内」である電中研、日本原子力研究開発機構の研究者が「実際の放出量は東電発表の3倍」という試算値を公表。ずれが生じているのは東電が「目視でピットからの流出が確認された時点」から計算しそれ以前は無視という計算方法?をとっている為です。(上図参照)
フランスの公的研究機関であるIRSNの試算では東電発表の30倍としていますが、同シミュレーションアニメは「非公開」になっているようです。

同じく東京新聞(11月25日)「こちら特捜部」より引用
「港に船があるのに...動けず漂う疲労感」という題でいわき市久之浜に取材しています。漁協所属の船の半数は津波被害を免れましたが原発事故と放射能汚染により再建の見通しは全く立っていません。
「今はまだ離職者は1割ほどだか、これから増える可能性もある。出漁できない精神的負担は大きく、とても一年も二年ももたない」「一刻も早く出漁したいが漁師でも子どもや孫に食べさせることはできない」
という声も。
東京海洋大の石丸隆教授「海に流出した放射性物質は当初、すぐに希釈されると思われていた。ところが、計測データーを見ると、実は濃いままに沿岸を南下している」「海面付近の汚染は薄まっているが、ふんや死骸が落ちる海底に放射性物質が蓄積される」「海底にもホットスポットがある」



西小中台団地周辺の調査を行いました

11月23日に花見川区の西小中台団地周辺の調査を行いました。
団地は私的な空間でもあるため私たちだけで勝手に調査するのは難しいのですが、今回は住民の方の要請があり調査にも同行し測定ポイントについても逐一指示をいただくことができました。


より大きな地図で 西小中台団地放射線測定 を表示

測定結果の一覧を下の表にまとめました。


1m空間線量の平均は0.1μSv/h程度で、特に3.11震災で一部が破損した商店街の広場は敷石の交換工事中でしたが、予期せぬ「除染」だったようで、0.06という最低値(おそらく原発事故前に近い数値)となりました。
ただし地表部分については、予想に反して高い数値の箇所がいくつかありました。

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アインズコート前駐車場入口近くの側溝(0.81μSv/h)

マップに矢印で示しましたが幹線道路から坂道を下った周辺では最も低い場所にある駐車場脇の側溝で0.81μSv/h(1cm)という箇所がありました。その部位の地上50cmの空間線量は0.18μSv/hとあきらかに周囲と異なります。写真でも判りますが周辺はほぼ舗装され緩やかな傾斜で排水溝に雨水が集まるようになっています。(条件としては天台スポーツセンターやさつきが丘犢橋貝塚公園と同じロケーション)

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西小中台小学校正門近くの側溝(0.62μSv/h)

小学校正門前道路脇の側溝も主道路から下り坂の中間の湾曲点にあり、坂道から流れ込んだ雨水が一旦ぶつかる箇所で、芝や土の保水力によって、まわりから集まった放射性降下物の濃縮が起きたのではないかと推定しています。(これらの結果については学校や管理組合に伝えていただけるそうです。)

正直こうした側溝の数値は千葉市北部でしか存在しないのかと思い込んでいました。空間線量が0.1μ(現時点)の地域でも条件が整えばこうした事例は珍しくないのかも知れません。


花見川いきいきプラザの調査と天台SCの再調査

(1)花見川いきいきプラザ(子和清水調整池)

花見川消防署、いきいきプラザ周辺は7月に測定しているので比較を兼ねて11月24日に調査を行いました。
花見川いきいきプラザは清掃工場に隣接した子和清水調整池(多目的施設)にある施設で、広大な草地の広場を有しています。
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案内板の見取り図

調査結果はまとめMapに追記してあります。

大きい地図で9-11月測定まとめMapを見る

千葉市が10月12日に行った測定結果は以下の通りで、まもる会の測定結果も上記と大きく異なりませんが、1m線量は4箇所測定し0.1~0.15の範囲でした。何度も書いていますが原発事故から8ヶ月が経過し、放射性降下物の再配置が進行し、私たちの調査結果でも限定された範囲でも1m線量のバラつきが見受けられる状況で、これだけ広大な敷地で1m測定ポイントが1点だけ(みはる野公園も同じですが一番低い値を採用)というのは解せません。

千葉市測定結果

7月に測定した駐車場入口と消防署向かいの歩道については下表にまとめました。
7月11月
駐車場入口(1m)0.170.15
駐車場入口(1cm)0.350.20
消防署向かい歩道(1m)0.180.15
消防署向かい歩道(1m)0.310.22
地表部は大きく線量が低下していますが、1m線量の変化は限られたものです。地表部については他に流出したのか土壌に浸潤したのかはやはり土を調べてみないと判らないと思います。
みはる野、こてはし台、あやめ台の調整池とも地理的に大きく離れているわけではありませんが、周辺と比較しても放射線量の特異点はなく、利用形態の違いなどを調査しないと問題は解明できないと思いました。

(2)天台スポーツセンターの再調査

10月に行った調査で駐車場脇側溝で1.7μSv/h(1cm)が検出された部位について再調査を行いましたので報告が遅くなりましたが、結果を簡単に説明します。
メーリングリストでは既報ですが10月の調査後、結果について千葉県教育庁体育課に連絡しました。非常に丁寧に対応していただきましたが「県の基準は1mと0.5mの空間線量」との事で、それ以前に「民間で色々な方が測定されていますが..」というニュアンス でしたので、こちらも事実だけ伝えて電話を切りました。
再調査の結果はWebアルバムにまとめましたので下の画像をクリックしてご覧下さい。
前回1.7μSv/hだった箇所の土は跡形なく消えていて、線量は1/10に低下していましたが下の写真の左手のコーナー部はそのままで依然として1μSv/h(1cm)の部位が残っていました。
天台スポーツセンター駐車場
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